講師紹介

2017 Honda Sports & Eco Program Instructors

Honda Sports & Eco Program プロドライバー講師
  • 道上 龍
    道上 龍 Ryo Michigami
    カートからレース活動を始め、1994年に全日本F3選手権にステップアップ。翌95年から全日本GT選手権(現SUPER GT)に参戦すると99年、2003年、04年の鈴鹿1000kmレースを制し、00年の全日本GT選手権では無限とともにNSX-GTに初タイトルをもたらしました。05年から小暮卓史選手とタッグを組み、06年にSUPER GT(GT500クラス)総合3位を獲得。10年にエプソン・ナカジマ・レーシングに移籍。12年には、ラスト2戦で2位、3位と連続表彰台を獲得しました。14年、チーム無限エグゼクティブ・アドバイザーに就任。15年から16年は、全日本選手権スーパーフォーミュラ(現全日本スーパーフォーミュラ選手権)に加え、SUPER GTへの参戦を開始したDRAGO CORSEでの監督業のほか、世界ツーリングカー選手権(WTCC)では、16年シーズンの第9戦 日本ラウンドにスポット参戦しました。そして17年は、初めて世界選手権へレギュラー参戦。WTCCでのキャリア初勝利を目指します。
  • 山野 哲也
    山野 哲也 Tetsuya Yamano
    JAF全日本ジムカーナ選手権で92年に初タイトル獲得し、14年までに16度のタイトルを獲得するという前人未到の日本記録を樹立しました。1996年にはシビックF1チャレンジカップでポールtoフィニッシュ。SUPER GTでは2004年、無限とともにM-TEC NSXでGT300クラスの初タイトルを獲得。その後前人未到の3年連続チャンピオンタイトルという記録も保持しています。その後も日本のトップカテゴリーに参戦し続け、カテゴリー、車両、メーカー問わずチャンピオン候補に名を連ねる活躍を見せるかたわら、Hondaドライビング・ミーティングでも講師なども務めています。15年はHonda CR-Zを、16年はHonda NSXをベースとした車両で、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦、16年は総合3位に輝くなど輝かしい戦績を残しています。
  • 宮城 光
    宮城 光 Hikaru Miyagi
    全日本選手権および全米選手権でチャンピオンを獲得した元Hondaワークスライダー。4輪レースでもその才能を発揮し、Hondaシビックで参戦した1999年のスーパー耐久シリーズでクラスチャンピオンを獲得したほか、2001年には十勝24時間レースでHondaインテグラを勝利に導きました。現在は、Moto GPのTV放送などでレース解説者を務めるほか、数々のドライビング、ライディングスクールの講師や、Honda Collection Hallに所蔵されているF1やGPマシンなどの動態確認テストを担当しています。また、近年では無限の電気バイク「神電」によるマン島TTレース参戦プロジェクトで開発ライダーを務めるなどマルチなド・ライダーとして多方面で活躍しています。
  • 佐藤 久実
    佐藤 久実 Kumi Sato
    大学在学中にレースデビュー。全日本選手権で数々の入賞歴があり、1996年のスーパーN1耐久(現スーパー耐久シリーズ)では、Honda インテグラでクラスチャンピオンも獲得しました。また2001年までは全日本GT選手権に参加するなど、耐久レースをメインに活動し、ニュルブルクリンク24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースなど、数々のレースで入賞を果たしています。14年のニュル24時間レースでは見事クラス優勝(SP3)を飾りました。レースで培ったスキルをベースに、Hondaドライビング・ミーティングをはじめ、数々のドライビングスクールにおいてインストラクターを務めています。
  • 山本 尚貴
    山本 尚貴 Naoki Yamamoto
    6歳からカートを始め、2002年に全日本カート選手権FAクラスチャンピオンを獲得。06年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を卒業し、翌07年はスカラーシップ制度でフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦して総合2位となりました。08年は全日本F3選手権に参戦、09年はNクラスで8勝を挙げ、見事にチャンピオンに輝きました。10年はSUPER GT(GT500クラス)にステップアップし、伊沢拓也選手とコンビを組んで戦いました。デビュー戦で3位表彰台を獲得するなどして、総合8位。フォーミュラ・ニッポンでは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。さらに、シーズン終了後のJAFグランプリ富士スプリントカップでは、決勝2日目に2位表彰台登壇と活躍をみせました。11年のSUPER GT(GT500クラス)は、開幕戦の2位が最高位となり、総合9位。フォーミュラ・ニッポンは、開幕戦で自身初のポールポジションを獲得するなど、着実に成長。12年はSUPER GT(GT500クラス)の開幕から2戦連続で2位表彰台を獲得。自己最高の総合5位でシーズンを終えると、シーズン終了後のJAFグランプリ富士スプリントカップでは3位表彰台に登壇。13年はウイダー モデューロ 童夢 レーシングに移籍。第5戦 “鈴鹿1000kmレース” を制し、Honda勢で2番手となる総合4位。この年、国内最高峰フォーミュラへの参戦4年目に、待望の初優勝を飾るなどシーズンを通して活躍、全日本選手権スーパーフォーミュラのシリーズチャンピオンに輝きました。SUPER GTに「NSX CONCEPT-GT」がデビューした14年は、第5戦で優勝を果たし、総合4位。全日本選手権スーパーフォーミュラは、引き続きTEAM無限から参戦し、全9レース中6レースでポイントを獲得。総合9位でシーズンを終えました。15年のSUPER GT はチーム・クニミツに移籍し、伊沢拓也選手とともにNSX CONCEPT-GT勢の中でトップの成績となる総合3位。全日本選手権スーパーフォーミュラは最終戦のレース2で優勝するなど活躍をみせ、Honda勢のなかでトップとなる総合5位でシーズンを終えました。16年の全日本選手権スーパーフォーミュラでは開幕戦でポールトゥウィンを達成し、シリーズ7位で終え、17年は、GP2チャンピオンのピエール・ガスリー選手をチームメイトに迎え、シリーズ優勝を目指します。またSUPER GTにおいても伊沢選手とタッグを組んで3年目となる17年は、さらなる上位での活躍が期待されます。
  • 塚越 広大
    塚越 広大 Koudai Tsukakoshi
    2004年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業。翌05年のフォーミュラ・ドリームでは全戦優勝でチャンピオンに輝きました。06年から全日本F3選手権にステップアップして総合5位。07年にはマカオGPで2位に入る活躍をみせました。08年はユーロF3に挑戦して4度の表彰台を獲得。09年はフォーミュラ・ニッポンとSUPER GT(GT500クラス)にデビューを果たしフル参戦。フォーミュラ・ニッポンでルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど着実な成長を遂げました。10年にはSUPER GT(GT500クラス)初優勝を達成。フォーミュラ・ニッポンでは初表彰台となる2位を獲得し、総合9位。11年、SUPER GT(GT500クラス)では、3度の表彰台を獲得するなど活躍をみせ、総合4位。フォーミュラ・ニッポンでもオートポリスの3位を筆頭に全戦でポイントを獲得して総合4位。参戦4年目を迎えたフォーミュラ・ニッポンは、第3戦 オートポリスでの初優勝を含む6度の表彰台登壇と躍進し、自己最高の総合2位。13年は4度の表彰台を獲得してSUPER GT(GT500クラス)自己最高位となる総合2位。 14年、金石年弘選手とのコンビで6年目を迎えたSUPER GT(GT500クラス)は、第4戦 スポーツランドSUGOで3位フィニッシュし、NSX CONCEPT-GT勢として初の表彰台を獲得しました。15年は武藤英紀選手を新たなパートナーとしてSUPER GT(GT500クラス)に参戦。第3戦 タイでは、激しい追い上げでシーズン初表彰台となる3位フィニッシュを飾りました。小暮卓史選手と新たなコンビを結成して臨んだ16年のSUPER GT(GT500クラス)は、第5戦 富士スピードウェイでHonda勢としてシーズン初の2位表彰台を獲得しました。小暮選手と2年目となる17年は、さらなる上位での活躍が期待されます。全日本スーパーフォーミュラ選手権では、開幕戦の鈴鹿サーキットで5位入賞を果たすと、続く第2戦 岡山国際サーキットで2位表彰台を獲得しました。17年はドライバー1人体制となりますが、より上位を目指します。
  • 中山 友貴
    中山 友貴 Yuhki Nakayama
    2005年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を主席で卒業し、06年からフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦。2勝を挙げるなど活躍して総合4位となりました。07年は全日本F3選手権へステップアップして総合9位を獲得。09年からは、名門NAKAJIMA RACINGよりSUPER GTにチャレンジ。SUPER GT4年目を迎えた12年は、第2戦でのポールポジション獲得、第7戦と第8戦での連続表彰台登壇など、随所でその速さを発揮しました。13年シーズンからGT300クラスにスイッチ。レーシングハイブリッドシステムを搭載した「CR-Z GT」を駆りTEAM無限と共にGT300クラス年間チャンピオンに輝く。14年は引続きGT300クラスに参戦するとともに、国内最高峰フォーミュラであるスーパーフォーミュラにもTEAM無限からフル参戦しました。15年からはSUPER GTのマザーシャーシを使った新たな戦いに挑む傍ら、Hondaが後援するN-ONE OWNER’S CUPにおけるドライビングコーチなど様々な分野で活動しています。
  • 小林 崇志
    小林 崇志 Takashi Kobayashi
    レーシングカートの経験を経て、2005年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)に入校、成績優秀者としてスカラーシップを獲得して、同年のフォーミュラ・ドリームに第6戦から参戦。翌06年からフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦。09年は全日本F3選手権にステップアップし、デビューレースから表彰台を獲得する活躍をみせて、Nクラス総合4位。2年目となる10年は開幕戦での初勝利をはじめ年間6勝と躍進し、Nクラスのチャンピオンに輝きました。10年のSUPER GT 第6戦 鈴鹿には、第3ドライバーとしてスポット参戦し、予選アタックでポールポジションを獲得。11年はARTA HSV-010のレギュラードライバーに抜てきされ、SUPER GT(GT500クラス)へのフル参戦を開始しました。12年もARTA HSV-010でGT500クラスを戦い、3度の入賞を果たしました。13年より、GT300クラスに戦いの場を移し、レーシングハイブリッドシステム搭載の「CR-Z GT」のステアリングを握って2度の優勝を、14年は1度の優勝を経験しました。15年も高木真一選手とのコンビでGT300クラスに参戦。開幕戦の岡山国際サーキットで、シーズン初の表彰台となる2位フィニッシュ。第4戦 富士スピードウェイでは、ライバルたちを圧倒するスピードを披露し、ポール・トゥ・ウインでシーズン初優勝を果たしました。17年は自身5年ぶりとなるGT500クラスでの活躍が期待されます。
  • 中嶋 大祐
    中嶋 大祐 Daisuke Nakajima
    ジュニアカートを経て、2004年より全日本カート選手権に参戦し、04年はICAクラスランキング6位、05年はICAクラスランキング4位。06年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)に入校すると、成績優秀者としてスカラーシップを獲得しました。07年よりフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦。第4戦 富士と第9戦 鈴鹿、第11戦 富士の3戦で優勝し、ランキング5位となりました。08年は全日本F3選手権にステップアップを果たしてランキング9位。09年、10年は英国F3選手権に挑戦し、表彰台を計5回獲得する活躍を見せました。11年よりNAKAJIMA RACINGからフォーミュラ・ニッポンに参戦し、デビュー3戦目での初入賞を含む、2レースでポイントを獲得しました。12年は引き続きフォーミュラ・ニッポンに参戦するとともに、ハイブリッドスポーツ「CR-Z GT」で、SUPER GT(GT300クラス)に第4戦から参戦。また、シーズン終了後に開催されたJAFグランプリ富士スプリントカップの決勝1日目で2位を獲得しました。13年はGT500クラスにステップアップ。全日本選手権スーパーフォーミュラでは、最終戦 鈴鹿のレース1で初表彰台となる2位を獲得。14年は2シーズン目となったSUPER GT(GT500クラス)でベルトラン・バゲット選手とのコンビで総合17位。全日本選手権スーパーフォーミュラは、第6戦で5位入賞を果たしました。GT500クラス3シーズン目となった15年は、総合15位。全日本選手権スーパーフォーミュラは、開幕戦の鈴鹿や第4戦 もてぎでポイントを獲得し、総合10位でシーズンを終えました。16年シーズンも長年コンビを組むバゲット選手とSUPER GT(GT500クラス)に参戦。第2戦 富士では、10位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。全日本選手権スーパーフォーミュラは、第2戦 岡山で7位入賞、第6戦 スポーツランドSUGOでは、自身2度目の2位表彰台を獲得しました。17年はTEAM無限より、SUPER GT(GT500クラス)に参戦。12年以来となる武藤英紀選手とのコンビで、さらなる活躍が期待されます。
  • 野尻 智紀
    野尻 智紀 Tomoki Nojiri
    幼少期からレーシングカートスクールに通い、2003年に全日本カート選手権に参戦。06年にFAクラスのチャンピオンに輝くと、翌07年に渡欧してヨーロッパ選手権、イタリアンマスターズ、ワールドカップKF1などに参戦しました。08年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業し、スカラーシップを獲得。09年はフォーミュラチャレンジ・ジャパンとF4西日本シリーズに参戦し、両カテゴリーとも総合5位となりました。翌10年もフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦し、総合5位を獲得しました。11年は全日本F3選手権 Nクラスに参戦し、総合2位。12年は全日本F3選手権にステップアップし、総合5位を獲得。13年は表彰台に7回登壇(2位2回、3位5回)、総合4位となりました。14年にSUPER GT(GT300クラス)へステップアップすると、第2戦 富士で3位となり、初表彰台を獲得。また、全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズにもステップアップを果たし、第6戦 スポーツランドSUGOでシリーズ初優勝を飾りました。15年はGT500クラスにスイッチし、松浦孝亮選手とのコンビでSUPER GTに参戦。開幕戦の岡山で4位入賞を果たしました。また、シリーズへの参戦2年目となる全日本選手権スーパーフォーミュラは、2度の表彰台登壇を果たすなど安定した走りをみせ、総合7位でシーズンを終えました。GT500クラスで2年目の挑戦となる16年シーズンは、第2戦、第6戦 富士で6位入賞を果たしました。17年は小林崇志選手との新タッグとなり活躍が期待されます。全日本スーパーフォーミュラ選手権は、引き続きドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシングより参戦。第6戦 スポーツランドSUGOで3位表彰台を獲得しました。17年は伊沢拓也選手とタッグを組んで、より上位を目指します。
Honda Sports & Eco Program ドライビング・スタンダード・ダイレクター紹介
  • 岡田 秀樹
    岡田 秀樹 Hideki Okada
    1987年から全日本ツーリングカー選手権(JTCC)で2年連続のチャンピオンを獲得。88年よりF3000に参戦、全日本スポーツプロトタイプカー選手権でもチャンピオンに輝きました。91年からJTCCでシビックに乗り、3年に渡ってチャンピオンの座を維持し続けました。94年からNSXで2年連続ル・マンに出場。2000年、デビューしたてのインテグラTYPE Rで十勝24時間レースを闘い1-2フィニッシュ。Hondaスポーツ・ドライビング・ミーティングの特別講師を務めるかたわら、近年では、スーパーGTに参戦するチーム国光のアドバイザーを務めるなど精力的な活動を続けています。10年からはSUPER GTシリーズにおいて「ドライビングスタンダードオブザーバー」を担い、日本最高峰レースの現場で後進の指導にあたるなど、多方面で活躍しています。